可愛い生徒(カノジョ)の育て方
 そのため、野いちごバージョンよりさらに激辛なものとなってしまい、チキンな私は少々びびっています。

 洒落の解る大人からは好評の「先生のダメ出し」でありますが、夢を壊された乙女の皆様、本当にごめんなさい。

「松本先生」は、在学中からの信用失墜行為を許してくれませんでした。

『保護者の立場になってみろ! そんな教員に大事な我が子を預けられるか?』

 松本先生の想いは、私の想いでもあります。

 本当に好きな相手なら、相手の気持ちや立場を思って耐えることが可能だと思うのです。

 相手との将来を考えるなら尚更、実際には慎重に行動するものだと思います。

 それができない人間は、教員になるべきではないというのが、私と松本先生の想いです。

 皆様に少しでもそれが伝わると嬉しいのですが……。

 きっと、ベリーズカフェの大人読者様にはご理解頂けると思います。

 もちろん、精神年齢が高い野いちご読者の皆様にも。

 先生目線のこちらのお話は、現実の厳しさを知っている、ちょっと大人向けの物語かも知れません。

 でも私はあえて、大人の立場を理解しようと考えてくださる学生さんに向けて書いたつもりです。
 
 なので今回は、野いちごとベリーズカフェ両方に掲載しております。
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