twin∞soul
と言いつつ、返事をしながらも○○製作所に来てしまった私。

花屋のバイトを終えて、こんな遅い時間に居るわけないだろうけど、来てしまった。

私は自転車から降りて、会社の門の前で仁王立ちをする。

とりあえず、ここでアイツは働いているわけだ。

まぁまぁ大きな会社じゃないの。

すると突然、車のライトが私を照らした。

ま、まぶしい!

私は、まぶしくてアタフタしていると、

「何してんだ、邪魔だ!」

シルバーの軽ワゴン車の窓から、眉を八の字にして睨み付けてくる男にハッとした。

ウゲッ!
アイツじゃん!

まさかの、まさしく、感じの悪い男じゃん!

「おまえは、確か喫茶店の女...」

バレたか。

「何でおまえがここに居るんだ」

男は車から降りて、私の方へとやって来た。

これはガチで今、言ってやるしかなさそうだな。
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