twin∞soul
流、楽しそう。

よかったぁ。

前より、たくさん笑うようになったから。

「俺はおまえだけのモノだし、おまえも俺だけのモノ、不安になる必要はない。おまえといる時が本当の俺だし。愛しているのは笑だけ。自信持っていいぞ。分かったな?」

突然、そう言われて驚いちゃった。

「花火大会の返事は、またでいいよ。そろそろ帰ろうか」

立ち上がろうとする流の腕を掴んで、今夜は私からキスをした。

すると流は抑えていたのだろうか。

頭を傾けながら、激しく深いキスで私のキスに答えてくれた。

流から誘ってくれたデート。

絶対に行きたい!

そして、たくさんの二人だけの出来事を増やしていきたい。

いつの日か流と、本当のカップルになるために。
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