twin∞soul
14 携帯電話
さてさて、次のイベントはどこ行く~?☆
夏は海。
そして温泉に花火。
それから秋はやっぱり、美味しいものを食べに行くく?紅葉狩りに行っちゃう?
楽しいな。
私は近頃、情報雑誌をやたら持ち歩いては、ペラペラとページをめくりまくり☆
今夜も花屋の後に、流と会う約束をしている。
流との出来事を振り返ったりすると、楽しくって自然と以前よりもニヤけて、一人でモジモジ恥ずかしくなって熱くなる。
「こんにちは、おねぇさん」
「あら。こんにちは、いらっしゃいませ」
「今日はちょっとお店の前通るがてら声かけただけ」
あの例の、旦那が浮気してると疑う主婦だ。
「どうですか?あれから」
「あぁ、あなたのアドバイス通りに、主人に電話かけまくってるわ」
「それで、どうなんですか?」
「長いコールの末に、やっと出るから。やっぱりあやしいわね」
「そうなんですか」
「すぐに電話を切ろうとするものだから、尚更疑って止まないわ」
「後は女の勘ですか?」
「えぇ」
その主婦は、以前よりも口振りがしっかりしていて、私に積極的に自分の話をしてくれた。
何だか強くなった。
そんな気がする。
「ほら、うちはこんな小さな子がいるじゃない。家の管理者なんだから責任は重大よ。きちんと今は、家の事に奉仕してもらわなくちゃ困るわ」
「そうですね。休みの日は、お母さんとお父さんが揃っているのが、当たり前ですからね」
「格好ばかり気にして、髪型だの服装だので携帯持って、鏡ばかり見ている年でもないでしょって思うの。ちゃんと家族を見てくれないとねぇ」
う~ん、さすが主婦の意見。
私はまだ独り身に近いから、その言葉は重いなぁ。
「確かに一人でお家に居るんだから、不安ですもんね」
「そうよ」
家に居なくても、私は流と離れてるだけでも不安なんだけど。
流、カッコイイから。
最近更にカッコよさが増しているから。
悔しいわ~、私のが片想い並みに夢中になってる。
電話といえば...。
流も、最近よく携帯電話が鳴る。
私と会ってる時に限って、いつも。
実はその度に不安になる。
夏は海。
そして温泉に花火。
それから秋はやっぱり、美味しいものを食べに行くく?紅葉狩りに行っちゃう?
楽しいな。
私は近頃、情報雑誌をやたら持ち歩いては、ペラペラとページをめくりまくり☆
今夜も花屋の後に、流と会う約束をしている。
流との出来事を振り返ったりすると、楽しくって自然と以前よりもニヤけて、一人でモジモジ恥ずかしくなって熱くなる。
「こんにちは、おねぇさん」
「あら。こんにちは、いらっしゃいませ」
「今日はちょっとお店の前通るがてら声かけただけ」
あの例の、旦那が浮気してると疑う主婦だ。
「どうですか?あれから」
「あぁ、あなたのアドバイス通りに、主人に電話かけまくってるわ」
「それで、どうなんですか?」
「長いコールの末に、やっと出るから。やっぱりあやしいわね」
「そうなんですか」
「すぐに電話を切ろうとするものだから、尚更疑って止まないわ」
「後は女の勘ですか?」
「えぇ」
その主婦は、以前よりも口振りがしっかりしていて、私に積極的に自分の話をしてくれた。
何だか強くなった。
そんな気がする。
「ほら、うちはこんな小さな子がいるじゃない。家の管理者なんだから責任は重大よ。きちんと今は、家の事に奉仕してもらわなくちゃ困るわ」
「そうですね。休みの日は、お母さんとお父さんが揃っているのが、当たり前ですからね」
「格好ばかり気にして、髪型だの服装だので携帯持って、鏡ばかり見ている年でもないでしょって思うの。ちゃんと家族を見てくれないとねぇ」
う~ん、さすが主婦の意見。
私はまだ独り身に近いから、その言葉は重いなぁ。
「確かに一人でお家に居るんだから、不安ですもんね」
「そうよ」
家に居なくても、私は流と離れてるだけでも不安なんだけど。
流、カッコイイから。
最近更にカッコよさが増しているから。
悔しいわ~、私のが片想い並みに夢中になってる。
電話といえば...。
流も、最近よく携帯電話が鳴る。
私と会ってる時に限って、いつも。
実はその度に不安になる。