twin∞soul
15 表と裏
相変わらず二人で居る時に、流の電話が鳴る。
しかも、何度も何度も...。
流の表情も浮かない顔から、困った顔。
時々イライラしてるようにも、思えたりもした。
9月。
味覚の秋は、涼しくなった公園で、二人でのんびり私の手作りお弁当を食べたり、月に一回のお泊まりデートもした。
10月。
紅葉のシーズンは、二人で山の奥へと出掛けて滝を見て歩いたり、京都のお寺の紅葉も、もちろん泊まりがけで、出掛けたりもした。
とにかく流は、自分の生活の中心みたいに、私を深い愛情で、支えてくれていた。
携帯電話が鳴る度に、不安な顔を私もするから、流は黙ってそのまま電源を切るのだ。
気にするなって表情で、私にまた続きのキスをくれる。
「笑、愛してるよ」
いつからか、好きから愛してるに流の愛情表現は変わっていた。
流、そんなに私に夢中で、他は大丈夫なの?
って、思いながらも抱き締めてくれる温もりに、私はありったけの愛で甘えていた。
もちろん私も、流だけを愛してるよ。
しかも、何度も何度も...。
流の表情も浮かない顔から、困った顔。
時々イライラしてるようにも、思えたりもした。
9月。
味覚の秋は、涼しくなった公園で、二人でのんびり私の手作りお弁当を食べたり、月に一回のお泊まりデートもした。
10月。
紅葉のシーズンは、二人で山の奥へと出掛けて滝を見て歩いたり、京都のお寺の紅葉も、もちろん泊まりがけで、出掛けたりもした。
とにかく流は、自分の生活の中心みたいに、私を深い愛情で、支えてくれていた。
携帯電話が鳴る度に、不安な顔を私もするから、流は黙ってそのまま電源を切るのだ。
気にするなって表情で、私にまた続きのキスをくれる。
「笑、愛してるよ」
いつからか、好きから愛してるに流の愛情表現は変わっていた。
流、そんなに私に夢中で、他は大丈夫なの?
って、思いながらも抱き締めてくれる温もりに、私はありったけの愛で甘えていた。
もちろん私も、流だけを愛してるよ。