twin∞soul
「私は一兎も二兎も、要りません」
「はぁ?それ、意味分かって言ってる?」
「私は流の他は、全く要りません。流のためなら全てを捨てられます」
お兄さんは呆れていた。
この、嫌な女を演じる私に。
「人を傷つけても?」
「はい。私は流さへ側に居てくれたらそれでいいんですもん。他の事なんて一切知りません」
「...君、性格悪いよ」
「はい。私は正直に、自分の思いを伝えてるだけです」
「全く…流と同じ事言うんだね」
本当は足が震えてる。
ガチで、ハッキリ言われまくって。
「とにかく早く流から手を引いてくれ」
お兄さんは話にならんと、深い溜め息を付いて、伝票を持って先に出て行った。
「はぁ?それ、意味分かって言ってる?」
「私は流の他は、全く要りません。流のためなら全てを捨てられます」
お兄さんは呆れていた。
この、嫌な女を演じる私に。
「人を傷つけても?」
「はい。私は流さへ側に居てくれたらそれでいいんですもん。他の事なんて一切知りません」
「...君、性格悪いよ」
「はい。私は正直に、自分の思いを伝えてるだけです」
「全く…流と同じ事言うんだね」
本当は足が震えてる。
ガチで、ハッキリ言われまくって。
「とにかく早く流から手を引いてくれ」
お兄さんは話にならんと、深い溜め息を付いて、伝票を持って先に出て行った。