君がすきというまでの100日間。
.*゜愛唯side゜*.

物理って嫌い。

そもそも、好きな人とかいるの?

「えー、それではこれから自由研究のペアを発表します」

自由研究!?

は?聞いてませんけど!

変な奴だったらどうしよう。

みんな次々にペアのところに移動していく。

どんどんいい人がいなくなるんですけど...

みんながペアになりだして、次第にペアが見えていく。

「高城、立山ー、お前らペアな」

立山!?


って、誰?

教室を見渡すと、私と同じように周りを見渡す奴がいた」。

「あんた、立山?」

私の声に驚いてしどろもどろに話し始める。

「はい、立山です。あ、高城さんですね」

軽く返事をしてみんなが題を決めてるのに混じって決める振りをした。

「私物理嫌いなんだ、だからなんかお題考えて自由にやってよ」

「え、いいの!?」

「いいじゃん別に」

「星について調べたいんだけど...」

「いいね!星!んじゃ後は任せたよ!晃!」

晃に全部任せて私は授業が終わるまでずっと寝ていた。





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