俺が教えてやるよ。powerful





「きゃー!あれ総合学部の王子様じゃない?」





あたしが口を開いたのと同時、カフェの席に座っていた女の子の声が聞こえた






……総合学部の王子様?



それってまさか…





あたしは声の集まる方を見た





「かっこいいー!」



「彼女にしてほしいー!」





……藍斗くんだ





同じ学部の生徒数人の中、大学の中庭の芝生の上で本を読んでいた





あぁ、相変わらずかっこいい




太陽の光を浴びて、明るい茶髪は金色になっていた



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