俺が教えてやるよ。powerful



抱きしめる腕はとびきり優しくて涙が溢れてく



「…悔しいけど、今のアイツかっこよかったよ」




「………っ…」




「でもよかった。桃果が俺を選んでくれて」




「藍斗くん…」




「好きだよ、桃果」




「あたしも…」




「じゃあ、祝おうか。俺たちの記念日」




「うん―――…」




優しく微笑む藍斗くんは、ソッとあたしにキスを落としてくれた




大好きだよ、藍斗くん



これからもずっと――…




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