俺が教えてやるよ。powerful




「あー…ごめんね桃果ちゃん。悪いけど藍斗頼んでいいかな」


「えっ?」


「香苗、帰ろう」


「うっ、うんっ。じゃあ桃果ばいばいっ」


「えっ、ばっ、ばいばいっ」



それだけ言うと、彼女を連れて陽は部屋を出て行った



―――あいつ…




「…どうしたんだろ、陽くん急に…」


「気を利かせてくれたんだよ」


「え?」


「俺がガキだから」




それだけ言うと桃果を抱き寄せた




< 89 / 345 >

この作品をシェア

pagetop