Savior
神条“0”と“優”
司、皐、楓、凜は神条コーポレーションから遠く離れたホテルに泊まっていた。
凜は泣いている。
「あれは誰?」
そんな凜に皐が声をかけた。
「“0”よ。」
楓が答えた
「違う....優よ。私の双子のお姉ちゃん」
3人は黙って聞いていた。
「優はまたくる!必ず....私たちを連れ戻しにくる。」
凜は断言した。
「どうしてわかる?」
司が聞いた。
「....わかるわよ、次のは逃げられない。」
凜はかなしそうだった。
そんなりんを皐は静に抱きしめた。
「あの子には、感情が無いのよ。神条の操り人形....」
「違う!!!!」
楓の言葉に凜が怒鳴った。
「違う、そんなんじゃない、優はいつも守ってくれていたもん。」
そう、弱々しく言った。