クール王様と甘えん坊王妃
扉が開くと、奥にはたくさんの人がいた。
その中でも目立っていたのがスポットライトを当てられている、男性。
神西さんに少し似てるような....
「わぁ~!なんて美しいの。」
なんて言われてる。
顔が赤くなるから、嬉しいけど聞きたくない。
男の子が立ち止まった場所は、男性の隣。
もしかして、
この人が国王様!?
つまり、あたしの結婚相手?
ライトはあたしたちに当てられた。
眩しくて、周りが見えない。
多分酷い顔をしてたんだと思う。
神西さんがライトを弱めてくれたみたい。
有り難いな。