クール王様と甘えん坊王妃
「あっ、すみません。あたし邪魔でしたか...」
サッと歩きドアを開ける。
「じゃなくて!神西、席外して......」
えあ、、、神西さん!?
呆然と立ち尽くしてしまった。
「あ、分かりました。失礼致します」
神西さんが出ていき、沈黙になる。
え、....あたしと二人で話す事なんてあるのかな。
「俺はさ、笑えねーの。」
「オレ!?」
言葉の内容なんて、全く聞き取れなかった。
国王様がオレなんて、想像もつかなかったから。
そんなキャラじゃないし。
「俺だって、一応...。いや、何でもない」
「.......ちゃんと教えてくれませんか?」
国王様が何考えてるのか、知りたい。