クール王様と甘えん坊王妃







よく聞き返して、まとめると。



王様と彼女が下校中、彼女が車に引かれそうになったのを王様が庇った。というか、抱きしめあった。



なのに車に当たる直前、彼女は王様の体を車道の外に押しのけた。


そして彼女は.....、。






という事らしい。






想像してた内容と違ってた。


彼女の心がよくわからない。




「アイツは、国を守ったんだ。俺が死んだら国が死ぬ、そう思ったんだろう....」





そうだ。


彼女の判断は正しかったかもしれない。


国王様になる運命が決められていた彼が死んだら、国は大騒ぎする。



結局、国王様争いが起こり、国はおかしくなっていただろう。






けど、



「国王様は悪くない。それでも彼女を庇ったには違いないから....。彼女、きっと天国で..っ.....きゃ..」




んんっ!


突然近寄ってきたと思ったら、唇に違和感を感じて、目の前が暗くなって。






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