クール王様と甘えん坊王妃
困っていると、ドアの前で立ってた人が寄ってきた。
高価そうで、肩がガッチリした洋服を着た男性。
さっきから何してるんだろって思ってたんだけど。
「権限はありません。従うのみです、王妃様」
オ、、、、
おうひさま....!?
あたしの人生、もうここで決められちゃったんだ..。
「そうですか!だって、音乃。ママ応援してるからっ」
「えぇ~....」
強く反論することも出来ず、小さな声で嘆いた。
「今後のスケジュールをご説明致します。あ!私は宮廷の者で、神西と申します」
「神西さんね!変わった名前ね~...」
ちょっと格好いいからって、。
......いや、顔をよく見ると、だいぶ格好良い。
モデルの郁人さんに似てる!