クール王様と甘えん坊王妃
「あたし、神西さんがスキなんだ。けど、国王様もスキなんだ。でもね、どっちが恋なのかわかんないの。神西さんに抱きしめられたらドキドキする。国王様にキスされた時もドキドキしたんだ......」
「そっか....。仕方ないよね。というか、姫は王妃なんだし!皇子の女なんだし」
そだね、。
あたしはモデルである前に、王妃であり、国王の嫁なんだ。
「有難う。ちゃんと気持ち整理するから、待ってて。」
「承知しました。ではおやすみのキスお願いします♪」
はぁー?
「こら、調子にのらない!」
「「ふふっ..」」
顔を見合わせて、顔で笑った。
神西さんを見てると、ホッとする。
「ではお休みください、姫....」