クール王様と甘えん坊王妃
生地は純白なんだけど、その周りに色とりどりの宝石があしらわれてる。
「綺麗.....っ」
思わず口にしてしまう程。
「王妃様、こちらにお着替えください。」
持っているのは、凄く美人な人ばかり。
ホントに見とれちゃう。
「はい。」
一応返事はしたものの、この病院の廊下をこんな姿で歩けるのかな。
この大きさじゃ、通れない気がする。
「では、僕はジェットの手配をしてきますね」
ジェット!?
ジェットって、
あのジェット!!?
ジェット機のことだよね?......
「髪の毛失礼致します。鏡でご覧になってください」