DEATH MAIL -karen@death_mail.ne.jp-
あたしは恐る恐る布団から顔を出して周りを見回した。

いない!?

消えたの!?

あたしがそう思った瞬間、耳元で声が聞こえた。

ワ タ シ ト ア ソ ン デ

「きゃーーーーーーー!!」

少女の格好をした化け物があたしの目の前に現れた。

コイツが可憐さん!?

赤いワンピースを着て、髪は地面につきそうなほど長い。

顔は・・・。

言葉で表現できるような顔じゃない。
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