DEATH MAIL -karen@death_mail.ne.jp-
可憐さんはあたしの首をつかみ、凄い力で締め付けてくる。

「助・け・・て・・。」

あたしは助けを求めた。

誰も来るはずがないのを分かっていたけど叫んだ。

その時あたしの胸のペンダントが光った。

ウゥガゲギャアー。

可憐さんは苦しみ、あたしのクビから手を離した。

オ マ エ ハ キ ラ イ ダ

可憐さんはそう言うとあたしの前から姿を消した。

助かった。

詩織が助けてくれたんだ。

ありがとう。

それ以来可憐さんは、あたしの前に姿をあらわす事はなかった。

ケータイからもあのメールは消えていた。
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