本当の私
さて。

なにで股を裂こうかな。

なぜか私の部屋には拷問道具がいっぱい。

しかも全部血がついている。

なんでだろう。

不思議に思いながら縄を持ってそいつの足にくくりつけた。

さぁ。

ショータイムの始まりだ。

くくく。

「ばたばたばた」

階段を上がる音が聞こえる。

ばん!

私の部屋が開いた。

一瞬時が止まったような気がした。

「警察だ!殺人容疑で逮捕する!」

あれ?

「・・・人なんて殺していませんけど?」

彼氏という設定のやつはまだ気絶しているだけだ。

なんで逮捕されなくちゃいけないのだろうか。

「うるさい!お前は少なくとも12人は殺している犯人だ!」

は?

なにをいっているんだこのハゲが。

「うっせーよ!!!!!私は人なんて殺してねぇーし!!!!!」

がちゃん。

手錠をかけられた。

「はなせーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

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