ぱんつのおかず

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一言で要約する。








――終わった。








「お兄ちゃん、ご飯できたから下おりてき～って！お母さんが…」



ノックもせんと、おれの部屋に一足。


踏み込んできた小雪は、そこまで言うて、「うわっ」て顔をしかめた。


顔の前でパタパタ、あおぐみたいに手を動かす。



「なんなんお兄ちゃん…死臭ただよってるで、この部屋」



…そりゃそうや。


死んだようなモンや。もう精神力ゼロやがな。



ああ、自己紹介がおくれました。


古町雪生、17歳。

悩み多きお年頃、の高校生男子。


好きな教科は体育。好きな食べ物は肉と米。


好きな女……は、おる。


おるにはおるけど、そこには深くツッコまんといてお願いやから。


しょっぱなからこんなんで悪いけど、瀕死状態や。