ぱんつのおかず
どうするん。
このまま技磨き続けたらウチ、格闘技選手権出れるでな…。
「なぁ、こふじ」
「〜なっ、なによ」
「おれの最高記録、何センチや思う。高跳びの」
そんでやっとテーブルはさんだ正面に戻った思たら、めっちゃ真剣な顔で突拍子もない質問してくるセッチ。
…そんなん知らんがな。
「…100センチくらいちゃうん」
「アホ。180や。ほんでな、もうすぐ陸上部の試合あんねん」
「あ、へえ」
「見に来て」
「え」
「んで、その今度の試合で185跳んだらチューな」
「…はい?」
「跳べたらチュー、跳べんかったらチュー」
「は…はぁ!?な、ど、どっちにしろ一緒やんか!!」
「ほな、跳べたらチューと、なんかもう1個」
待って。待って待って。全然話についていかれへん。
勝手におそろしい話進めんといて。しかもなに。なんでチューが大前提みたいになってんの。