男子校は甘いワナだらけ!?~俺様なアイツとキケンな恋~
「誰もいねぇよ」
「でもっ──…んっ」
あ、篤樹はキス魔なの!?
うぅ……あたしの身体が持たないよ……
そう思っても、篤樹は唇を放してくれなくて。
「ふはっ……んんっ…!」
息を吸おうと口を開いた瞬間に、篤樹の舌がねじ込まれた。
何だかよく分からない感覚に頭がクラクラしてしまう。
「やっ……んっ、はぁ…」
「───…悪い」
パッと唇が離されたと思ったら、
目の前にはバツの悪そうな篤樹がいた。
「あ、篤樹……?」