男子校は甘いワナだらけ!?~俺様なアイツとキケンな恋~
百合丘女子から程近い場所にあるカフェ。
毎日、学生や家族連れ、カップルで賑わってるんだ。
「こんにちはー」
裏口から入り、挨拶をする。
「知紗ちゃん、早いわね!」
裏口から入るとちょうど、スタッフルームから出てきたのは店長の矢田(やだ)さん。
「ここが好きですから」
「嬉しいこと言ってくれるねぇ」
矢田さんは、40代とは思えない程見た目が若くて、美人で優しい女の人。
このカフェで働くスタッフは女性しかいない。
それが決めてになって、あたしはここのバイトに応募したんだ。
「着替えてきますね」
「あ、待って!」