男子校は甘いワナだらけ!?~俺様なアイツとキケンな恋~
「あ、姉ちゃんおかえりー…って!井岡先輩!?」
リビングから顔を覗かせた千尋が驚いたように目を見開いた。
「ただいま。千尋は今日部活ないの?」
「あ、うん。今日はオフ。つか、姉ちゃん!」
靴を脱ぐあたし達に、にやけ顔を向けながら近付いてくる千尋。
な…何にやにやしてんの!?
「何で井岡先輩がウチに?」
「そ、それは……「彼氏だから」
───…っへ!?