男子校は甘いワナだらけ!?~俺様なアイツとキケンな恋~



「あたし、もう少し素直になりたいなって思ってて…」

「は、はぁ…」


曖昧に相づちを打つあたし。

あたしに話しているのかが、よく分かんないけど

春佳ちゃんの口は止まらない。



「どうしたらいいのかな……今まで幼なじみだっ「分かった!」


勢いよく遮ったのは霞。

霞……何を企んでるの?



「えっと……誰だっけ?」

「霞だよ。飯田霞」

「飯田さんか…」


春佳ちゃんに教えてあげたと同時に、霞がにこにこ笑顔で春佳ちゃんの肩をガシッと掴んだ。



「あたしに任せなさい!」



< 353 / 414 >

この作品をシェア

pagetop