抱いて、抱かれて、堕ちて、溺れる。
更なる悲劇
夫と別れたい。
そして、娘と2人でひっそりと生きていきたい。
私は、ある1つの決心をした。
それは…夫に話すこと。
どんな修羅場が待ち受けようとも、この生活から抜け出したい。
もし、この先、純と離れる事になっても、私たち夫婦は昔のように戻る事はない。
それならば、いっそのこと別れてしまいたい…。
『パパ…。話があるの。』
『何だよ。詫びでもするつもりか?』
『…私と離婚してください。』