抱いて、抱かれて、堕ちて、溺れる。



私は、自分の足では立てないほどに震えていた…。





このまま…誰にも助けられなかったら…私は、間違いなく深い海の底へと沈んでいただろう…。





純が…私の人生を救ってくれた。





いつも、私は純に助けられていた。




辛いとき、苦しいとき、純はいつも私の傍にいてくれた…。




だけど…私は…何か一つでも純の為になったことはある…?






いくら思い出しても見つからない。






思えば…純を苦しめてばかりだ…。






だから…こうするしかないんだ…。







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