抱いて、抱かれて、堕ちて、溺れる。
着いたのは、公園だった。
車を降りると、辺りは真っ暗で、少し怖かった。
でも、月明かりに照らされた純くんがいたから、その光を頼りに純くんについていった。
『わぁ!すごいね!星!』
そこから見る星は、さっき見たものよりもはるかに輝いていた。
すごいよ、純くん…。
こんな景色をあなたと見れたこと、絶対忘れないよ。
私なんかの約束を守るために飲酒運転なんかしちゃって…。
もうダメだよ?
でも、本当に嬉しかった。
ありがとう。