プラネタリウム
第1章

高校生活

『行ってきまーす!』

いつも通りの時間に家を出て、
学校へ向かう。

私は、朝の静かな教室が
好きだったから、HRには全然間に合う
早い時間に教室へ着くことが
日課になっている。


教室の扉を開けると、すでに
電気がついている。

「杉原さん、おはよ。」

そう声をかけてきたのは、
クラスメートの上原 真君。

1番に教室についていて、先生からの
頼み事も必ず引き受ける、
いわゆる真面目キャラ?

『おはよー。』

私の1日はこうして始まる。

授業中な普通に授業を受けて、
たまに居眠りもするけど、
成績はいつも学年トップ。

友達と話して、一緒にお昼食べたり、
遊びに行ったり、
一見普通の女子高生。



でも私は...本当の私は、
こんなんじゃない。
もっと、悪い子なの。
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