20100228-Anniversary-
花火大会以来の二回目のキス。


何度も何度も角度を変えて啄ばむ様なキスー・・・


『・・・ん・・・』


思わず声が出たのは大輔の舌が控えめに侵入してきたからだけどー・・・


ディープ!!


と初の濃厚キスに感動したのも束の間、ディープなんだけど舌の動きが控えめ過ぎて最早ディープではない。


・・・慣れてない感じがまたたまらん。


暗闇の中、にやにやしながらキスに応える私は危ない女極まりない。


それでも一生懸命に舌を動かす大輔にキュンとなる。


『・・・頑張っちゃった。』


顔を少し離し照れたような口調で一言。


ズキューン。


何ですか、この可愛すぎる生き物。


『でも下手でごめん。慣れてないから。』


ズッキューン。


『慣れて無い方が良い!・・・じゃぁ、慣れてないなら片手でブラのホックって外せない?』


『・・・え!?』


『この前、テレビで言ってて気になって。』


『・・・じゃぁ・・・』


『うん?』


















『・・・片手で外せるか分からないから練習していい?』


< 133 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop