20100228-Anniversary-
がばっ!!
『!?』
『っ陽菜!』
何何何っ!!
いきなり抱きつかれた。
思わずー
『キャー!!』
ドカッ!!!
肘鉄をしてしまう。
『うっ………。』
浩輔は思わずよろけた。どうやら私の右肘が彼のお腹に命中した。
『あっ、ごめん!!』
咄嗟に謝るけど、これって私悪くないよね。
『初めてのデ-トで抱きつくなんて。
私は浩輔が付き合ってきた人達とは違うもん。』
多分、私は真っ赤だろう。
本当は今すぐにでも走って逃げたい。涙目で浩輔を睨みつける。
『ごめん。』