20100228-Anniversary-
初めてのキス
それからも2週間に一度のペースでデートをした。
最初の頃のように抱きついてくることはなかった。
その代わり頑張って手は繋いで欲しいと懇願されたので照れながらも承諾した。
会えない時はお互いの自宅の電話で話すわけで、お互いの電話代が先月から約3倍に増えたことから、それぞれ両親に怒られたりしながらも仲良く親睦は深まっていった。
付き合って、1ヶ月半が経とうとしていた。
その日は私の友達が『浩輔を見たい。』と言うので三人で会うことになった。
商店街を三人で歩いていると、
『まだ陽菜と浩輔はチュ-してないの?』
『-----・・・!?』
チュ-!!!?
久美ってば!!ナンテコト急に言いだすの!?
『無理無理無理ぃ!!!』
咄嗟に身振り手振りで否定した。
と同時に隣から聞こえる大きな溜息。
『・・・はぁ。
んな全力で嫌がらなくても・・・。』
がっくり肩を落とす浩輔。
最初の頃のように抱きついてくることはなかった。
その代わり頑張って手は繋いで欲しいと懇願されたので照れながらも承諾した。
会えない時はお互いの自宅の電話で話すわけで、お互いの電話代が先月から約3倍に増えたことから、それぞれ両親に怒られたりしながらも仲良く親睦は深まっていった。
付き合って、1ヶ月半が経とうとしていた。
その日は私の友達が『浩輔を見たい。』と言うので三人で会うことになった。
商店街を三人で歩いていると、
『まだ陽菜と浩輔はチュ-してないの?』
『-----・・・!?』
チュ-!!!?
久美ってば!!ナンテコト急に言いだすの!?
『無理無理無理ぃ!!!』
咄嗟に身振り手振りで否定した。
と同時に隣から聞こえる大きな溜息。
『・・・はぁ。
んな全力で嫌がらなくても・・・。』
がっくり肩を落とす浩輔。