20100228-Anniversary-
でも、暗闇でお互いの息遣いだけが聞こえる状態だとドキドキと胸は高鳴った。


『・・・陽菜-。』


そう一言名前を呼ばれれば、彼の手が下着にかかっていた。


・・・わーわーわー。


下着に指を入れて浩輔は一言。


『陽菜・・・濡れてる。』


・・・え?え?えっ!?


『・・・うそ!!』


『しーっ!!』


思わず、声が出てしまい浩輔に注意される。
自分では全然気付かなかった身体の反応。


『音、聞こえる?』


指を巧みに動かしながら、さらりと何ていう質問をしてくるのか?


『・・・言わないでよ、そう言うこと。』


顔から湯気が出そうな程恥ずかしい。・・・のに。





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