20100228-Anniversary-
きっかけは些細な言い合いだった。
いつものように電話をしてたけれど、あの日前なのか妙にイライラとしてた。
『今日さ、クラスの仲の良い女子がさー・・・。』
浩輔からしたらただの世間話のつもりだったのかも知れない、けれどその時の私はそうは思えなかった。
『浩輔さ、いっつも女の子の話題出すけど私からしたらいい気分しないの。』
『・・・は?何急に?別に俺は・・・』
『遠距離で別に何したって分からないんだから、女の子と遊んでも何しても良いから私の前では女の子の名前は出さないでくれる?』
浩輔が反論しようとしたのを更に重ねて言葉を続けた。
『・・・は、何だそれ?』
一気に声のトーンが低くなった浩輔に、流石に言い過ぎたと思ったけど
『別に。』
謝る事が出来ずに、ただ素っ気無い返事を返した。
『・・・切るね。』
ツーッ、ツーッ
少しの沈黙の後に一言そう言って電話を切られた。
いつものように電話をしてたけれど、あの日前なのか妙にイライラとしてた。
『今日さ、クラスの仲の良い女子がさー・・・。』
浩輔からしたらただの世間話のつもりだったのかも知れない、けれどその時の私はそうは思えなかった。
『浩輔さ、いっつも女の子の話題出すけど私からしたらいい気分しないの。』
『・・・は?何急に?別に俺は・・・』
『遠距離で別に何したって分からないんだから、女の子と遊んでも何しても良いから私の前では女の子の名前は出さないでくれる?』
浩輔が反論しようとしたのを更に重ねて言葉を続けた。
『・・・は、何だそれ?』
一気に声のトーンが低くなった浩輔に、流石に言い過ぎたと思ったけど
『別に。』
謝る事が出来ずに、ただ素っ気無い返事を返した。
『・・・切るね。』
ツーッ、ツーッ
少しの沈黙の後に一言そう言って電話を切られた。