うしろの正面だーあれ vol.2
目線をどこにやっていいのかすら分からなくなり、あっちを見たりこっちを見たり。
ふと、何気無く崖の上を見たときだった。
ハッ、開いた口から、吸い込んだ息が音を漏らす。
崖の上に、誰かいる。
こんな晴れた日に、赤い傘を差して。
異様な雰囲気に、目が離せない。
ドクン、ドクンと心臓は早まる。
まさか…落ちたりしない…よね?
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その女の子に与えたんだって。
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野いちご10周年記念の限定小説です。
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5月30日(火)に野いちご10周年ページにて
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