秘蔵っ子の憂鬱※タイトル変更

お昼はいろいろ衝撃があったから
ぼーっとしながら絢乃さんに連れられて営推に帰ってきたらしい。

それを見て、忠犬(笑)遠藤くんが声をかけてきた。

「かなさん!」

「うわ!なに?」

それで我に返った(笑)

「これ、今回大和商事の営業に使う資料なんですけど、これでいいですか?」

「あ、うーん、確認するからちょっと待って。その間はじゃあ…これの続きやってて。」

「わかりました!
かなさんどうかしたんすか?」

「いや、なんでもないよー!」

「ふーん、まあいいけど。
じゃあ今日ご飯行きましょうよ!」

「うん。…なに?」

「もう、うんって言いましたからね!
じゃあ今日定時であがれるようにしてくださいね!」

「えっ?
まじで!?
いや、あのさ…」
と言うがもうどうにもならなそう…

「あ、じゃあそれ俺も参加しよう」
とそのとき言った人がいた。
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