君のすべてを
「ぃやぁ・・・」


困ったように頭をかいている駿。

もーぉ!

ナニよ、どーせ他の女子となるんでしょ。


あたしはただの主人だものね!


「僕、この子となるから。」


ぐいっ・・・


「きゃっ・・・なに・・・」


不意に駿に抱きしめられた。


顔を上げたら駿の顔があって・・・


~っ・・・

恥ずかしい・・・

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