同居人のカレは天才小説家☆
「ねえ、お母さーーーーん!!
ほんとにほんとに1人暮らししなきゃダメ!?」
高校を卒業し、無事に料理の専門学校を卒業し、これまた就職も内定したあたしは両親に自立のため1人暮らしをしろと言われているところ。
「ダメよ、あんたいつまでも親のスネかじってこんな田舎でボーッとしてたら何にも成長できないでしょ!!? ねー?お父さん?」
「ああ、そうだな。朝陽はちょっと人に甘えすぎだ。せっかくお父さんのコネで東京へ就職が決まったんだから、そろそろ自立しなさい。」
私は…1人じゃ生きて行けないよぉー…
「もう住居も決めてあげたんだからね!」
「…は!!?」
おかげに新しく生活を始める部屋まで整えられてるらしい…