Finale Love
「はい」

駐車場についたyasuは車のエンジンをきり車からおりた。

「めっちゃ雰囲気がいい店やん。
客もまったくいない感じだし」

「たしかに・・・。
こんな時間にこんな山奥にくる人なんていませんからね」

「せやな。
くるのは俺たちだけだろうな」

「ですね」

弥生が先に店内に入りマスターに挨拶をした。

「マスターお久しぶりです」

「弥生ちゃん久しぶり」

「こんな時間に店にきてすみません」

「弥生ちゃんから電話があった時にはビックリしたよ。
なんせ、有名人連れてくるってゆうから」

「ホントすみません」

「で、その有名人は誰なん?」

「マスターも知ってると思いますけど、人気ボーカリストのyasuさんです」

「yasuさんねー・・・。
そやー有名人だわー・・・。
この時間対にきて正解だわ」

そんな時、yasuが何げに弥生に声をかけた。

「弥生ちゃんって、ここのマスターと親しいん?」

「はい」

「そうーなんや」

2人はテーブル席へと座った。

テーブルの上には小さいランプがおいてあった。

窓の外から川のせせらぎの音を耳にしながらyasuはいこごちよさそうにしてた。

「yasuさん。
今、リラックスしてるでしょう?」

「せやな。
こんなにゆっくりしたこと最近なかったからなー・・・」

「たまにはそうゆう時間作ったほうがいいと想いますよ」

「せやな。
この店で美味しい食べもはなんなん?」

「オムライス」

「オムライスかー」

「はい」

「じゃーオムライス頼む」

「マスター。
オムライス1つお願いします」

「はいよ」

オムライスが出来上がりyasuの目の前に出された。

「卵がふわふわで美味しそうやな」

「でしょう?」

「弥生ちゃんはなんも頼まないの?」

「マスターは私が頼まなくてもわかってるから」
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