Finale Love
♪大切な思い♪
「うん。
yasuさんの夢って何?」
「みんなが笑顔でいることかな」
「そうなんだ」
「笑顔は人を幸せにしてくれるからなー」
「言われてみると、そうだよね」
「なー弥生」
「何?」
「話したくないなら、話さなくてもいいんやけど・・・」
「うん」
「雄祐が知ってて、俺が知らないことってなんや?」
「なんでそんなこと聞くの?」
「知りたいから」
「yasuさんがそんなこと知って、どうするうの?
yasuさんには、関係ないことなんじゃないのかな?」
「弥生からしてみたら、せやな。
でも、俺は弥生の前では雄祐と同じ1人男。
だから知りたい」
「私が話さなくても、yasuさんは雄から聞いてるはずだよね?
それでも、私から聞きたいの?」
「たしかに雄祐から話は聞いてる。
でも、弥生本人からは何も聞いてない」
「雄が言ってたとおりだよ」
「せやけど、俺は納得出来ない」
「yasuさんが納得しなくてもいいんじゃない?」
「なんでや?」
「だって・・・。
私のことなんだから・・・。
yasuさんには関係ないことだよね?」
「弥生ー・・・」
弥生はそう言って奥の自分の部屋へと行った。
弥生が言うように俺には関係ないこと。
でも・・・
弥生のこと思うと・・・
このままじゃいけない。
今の俺が1人の男として弥生に何が出来るんやろう?
これじゃ弥生を傷つけるばかりやなー・・・。
せやけどー・・・
今の弥生を見るのは、正直、ツライ。
俺にしか出来ないことを、弥生にするしかない。
そのために、雄祐は俺に弥生を託した。
yasuはその場から立ち上がり弥生の部屋へと行った。
弥生は少し震えながら背を向けて立っていた。
「俺やて、弥生が今までどんな思いをしてきたか、雄祐から聞いてわかる。
せやけど、弥生自身がちゃんと向き合わなきゃいけないんやないの?
弥生やて、わかるやろう?
だから、雄祐のそばから離れたんやろう?
雄祐はちゃんと弥生の思いをわかってる。
せやから、アイツは別れを弥生に言わんかったんやろう?
なんでその雄祐の気持ちから目を背けるん? 弥生やて、そんな自分いややろ?
俺やて、こんなことで弥生を傷つけたくないんや。
でも、弥生自身がそんなんやったらあかんやろ?
いくら弥生が目を背けても、その事柄からは逃げることは出来ん。
弥生やて、もうーわかってるやろ?
せやから、俺と一緒に東京にきたんやろ?」
「そうだよ・・・。
私は、yasuさんや雄が思ってるほど、強くはない。
私だって1人の人間・1人の女。
傷を抱えて生きてる。
でも、その傷は癒えることはない。
yasuさんの夢って何?」
「みんなが笑顔でいることかな」
「そうなんだ」
「笑顔は人を幸せにしてくれるからなー」
「言われてみると、そうだよね」
「なー弥生」
「何?」
「話したくないなら、話さなくてもいいんやけど・・・」
「うん」
「雄祐が知ってて、俺が知らないことってなんや?」
「なんでそんなこと聞くの?」
「知りたいから」
「yasuさんがそんなこと知って、どうするうの?
yasuさんには、関係ないことなんじゃないのかな?」
「弥生からしてみたら、せやな。
でも、俺は弥生の前では雄祐と同じ1人男。
だから知りたい」
「私が話さなくても、yasuさんは雄から聞いてるはずだよね?
それでも、私から聞きたいの?」
「たしかに雄祐から話は聞いてる。
でも、弥生本人からは何も聞いてない」
「雄が言ってたとおりだよ」
「せやけど、俺は納得出来ない」
「yasuさんが納得しなくてもいいんじゃない?」
「なんでや?」
「だって・・・。
私のことなんだから・・・。
yasuさんには関係ないことだよね?」
「弥生ー・・・」
弥生はそう言って奥の自分の部屋へと行った。
弥生が言うように俺には関係ないこと。
でも・・・
弥生のこと思うと・・・
このままじゃいけない。
今の俺が1人の男として弥生に何が出来るんやろう?
これじゃ弥生を傷つけるばかりやなー・・・。
せやけどー・・・
今の弥生を見るのは、正直、ツライ。
俺にしか出来ないことを、弥生にするしかない。
そのために、雄祐は俺に弥生を託した。
yasuはその場から立ち上がり弥生の部屋へと行った。
弥生は少し震えながら背を向けて立っていた。
「俺やて、弥生が今までどんな思いをしてきたか、雄祐から聞いてわかる。
せやけど、弥生自身がちゃんと向き合わなきゃいけないんやないの?
弥生やて、わかるやろう?
だから、雄祐のそばから離れたんやろう?
雄祐はちゃんと弥生の思いをわかってる。
せやから、アイツは別れを弥生に言わんかったんやろう?
なんでその雄祐の気持ちから目を背けるん? 弥生やて、そんな自分いややろ?
俺やて、こんなことで弥生を傷つけたくないんや。
でも、弥生自身がそんなんやったらあかんやろ?
いくら弥生が目を背けても、その事柄からは逃げることは出来ん。
弥生やて、もうーわかってるやろ?
せやから、俺と一緒に東京にきたんやろ?」
「そうだよ・・・。
私は、yasuさんや雄が思ってるほど、強くはない。
私だって1人の人間・1人の女。
傷を抱えて生きてる。
でも、その傷は癒えることはない。