Finale Love
「弥生ー・・・」

弥生は自宅へと行った。

弥生の気持ち、わからなくもない。

でも、雄祐の気持ちを考えれば傷つくのが見える。

このままじゃいけないって俺やて、わかってる。

だからと言って俺が今すぐ福岡に行くことは出来ない。

このことを雄祐が知る前に俺が雄祐に教えなきゃ。

yasuは弥生のCDをバッグに入れ自宅にあがり何も言わず事務所へと行った。

事務所についたyasuは今後のスケジュールを見てマネージャーと打ち合わせをしていた。

「今週もスケジュールいっぱい、いっぱいやな」

「ですね・・・」

「この握手会のイベントって何処でやるん?」

「予定としては福岡なんですけど、まだ会場が押さえられないんですよ」

「福岡?!」

「はい」

「何がなんでも、会場押さえとけ。
ええな」

「わかりました」

「日時がすぐわかったら、俺にすぐ連絡してや」

「わかりました」

「あと、その日の夜は予定いれずOFFにしといてくれ」

「はい」

yasuはラジオ出演のため事務所をあとにした。

その日の仕事を終えたyasuは自宅へと帰宅した。

こんな深夜3時じゃ弥生はもうー寝てるんやろうな。

握手会のイベントが福岡でよかったわ。

けど、会場が押さえられなきゃ意味がない。

yasuは静かのノートのPCを開いた。

相変わらず弥生の動画は再生回数が増えてるんやな。

たしか雄祐たちのバンドのHPもあったな。

HP見ればライブの日定がわかるよな。

yasuは雄祐のバンドのHPを見た。

今週の金曜日ライブやるんやな。

それに握手会がぶつかってくれればいいんやけどな。

そうすれば雄祐と会うことが出来る。

yasuの携帯がなり電話にでた。

「握手会のイベントのことなんですが、今週の金曜日に決まりました」
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