Finale Love
あんな弥生の姿を見るのは辛い。

でも、それ以上に辛いのは弥生本人。

今の弥生に俺は何が出来るんだろう?

ただこうやって弥生を見守ることしか出来ねえのかよ!!

こんな形で弥生と再会したくなかった。

でも・・・。

今は、弥生のことを考えてやることが1番。

そのためには俺がyasuさんに連絡をしなきゃいけない。

雄祐はyasuに連絡をした。

「はい」

「雄祐ですけど・・・」

「あっ、雄祐君」

「弥生のことなんですけど・・・」

「うん」

「今、福岡にいます」

「福岡?!」

「はい。
仕事で福岡に来ることってありますか?」

「今のところはないんやけど、なんでなん?」

「弥生のことでyasuさんに会って話したいことがあるんです」

「弥生になんか、あったん?」

「はい・・・」

「ほな、明日の朝いちの飛行機で福岡に向かうわ」

「じゃ福岡空港についたら電話ください。
俺が迎えに行くんで」

「わかった」

弥生に何があったんやろう?

さっきの雄祐の電話の声、いつもと違ってた。

とにかく今は福岡に行くことを優先しなあかん。

yasuは一睡もせず仕事を終えその足で福岡へと向かった。

福岡についたyasuは雄祐に連絡をした。

連絡を受けた雄祐は迎えに行った。

yasuは雄祐の車へと乗った。

「今、弥生、何処におるん?」

「今から行くところにいます」

「そうーなんか・・・」

雄祐は車を走らせ弥生が入院してる病院の駐車場に車をとめた。

車から降りたyasuは何も言わずに雄祐のあとをついて行った。

病室の前についたyasuは何も言えなかった。

雄祐は病室の中に入った。
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