Finale Love
その瞬間、弥生は目覚めた。

何?! 今の夢?!

なんで雄祐君が夢に出てきたの?!

今まで夢に見ることなんてなかったに・・・。

なんか、へんな夢だった。

弥生はそう思いながらもまた眠りについた。

また夢の続きが始まった。

今度は韓国の町並みの中を雄祐君と2人でドライブしてる。

それも楽しそうに。

2人ともまんべんな笑顔で。

そんな夢のなか朝を向かえ弥生は目を覚ました。

なんで雄祐君の夢を一晩で2回も見るんだろう?

なんでこんな印象深く残るの?

疑問に思った弥生は夢占いを見た。

夢の中でドライブをするってことは、そうゆうことなんだ。

ってことは・・・?!
もしかしたら?!
雄祐君が・・・?!

『運命を共にするパートナーかもしれない』

ってこと?!
ウソっ?!

まさか、雄祐君が言ってたとおり『前世で会ってる』ってこと?!

もしそうだったら?!

雄祐君と私が出会うことは必然的なこと?!

ただそれを当人同士が気づいてないってこと?!

この夢は何を指し示してるの?!

その意味は何?!

何がなんだわかんない。

でももし・・・。

私が思ってることが真実で事実なら全てがつながる。

雄祐君が言った『前世で会ってる』って意味がわかる。

そして・・・。
『つながってる』って意味がわかる。

弥生はふと思った。

まさかとは思ったけど、雄祐君って、あの人とまったく一緒なんだ。
< 9 / 145 >

この作品をシェア

pagetop