Finale Love
雄祐は何も言わずに寝室へと行った。

あれ・・・?

雄、寝室にいっちゃったよ。

やっぱ・・・

これって、雄が誘ってるってことだよね?

ここで断ったら・・・

女が廃れるってもんだよね・・・?

でも・・・。

怖い。

こうやってウジウジ悩んでる自分はもうーイヤ!!

怖がってる自分もイヤ!!

弥生は自分自身に逆ギレし雄祐がいる寝室へと行った。

雄祐はバスタオル姿のままベッドに仰向けに横になっていた。

そんな雄祐に弥生は自分から熱い吐息を重ねた。

雄祐は弥生のキャシャな体を抱き寄せ優しくベッドに沈ませた。

弥生は雄祐にその身をまかせた。

熱くとける2人を一夜の月の光が包んだ。

そのまま2人は朝を迎えた。

弥生はふと目覚め隣で寝てる雄祐を見つめてた。

ようやく雄と肌を重ね合うことが出来た。

信じられないけど・・・

やっと雄とそうなれた。

こんなに幸せを感じるものだとは思わなかった。

雄と1つになれた今・・・

女になれた。

雄ー・・・。

ありがとう・・・。

弥生はそっと眠る雄祐の額にkissをした。

何げに雄祐は目を覚ました。

「おはよう」

「おはよ。今、何時?」

「たぶん・・・
9時ぐらいじゃないかな・・・」

「そうー・・・」

「うん」

「弥生」

「ん?」

「昨日の夜、よかったよ」
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