寮の夜は甘い夜。
「ぅあ!ちょ、け、消さないでよぉ」
「え、なんか、キャラ変わった?」
「も、なんでもいいから、電気、つけてっ!」
どうしよ、こんな、ただでさえ慣れてない部屋なのに。
こ、怖い・・・
目をギュッと瞑ると、突然、肩に何かがふれた。
「っっっ!!ぁっっ」
やば、怖すぎて、声もでない・・・
「いつまで目閉じてんの?」
その声を聞いて恐る恐る目を開けると、部屋は、明るかった。
「その反応を見る限り、どうやら暗いのが苦手みたいだね。」