あたしの彼氏はイケメン優等生で・・・。

「じゃぁ、早く行ってきなよ」

「でも・・・」

「大丈夫っ!樹里亜だったら必ずオッケーもらえるから」

「・・・わかった・・・」

「がんばってきなよぉ。あと・・・あたしは、先に帰ってるから」

後ろで手を振っている葵をおいて大里先輩を追いかけた。



木工室・・・?

大里先輩、何の用事があるんだろう?

中にはいると・・・いたっ!

「大里せっ・・・」

名前を呼ぼうとしたけど無理だった。

だって・・・だって・・・。

・・・女の人といたから・・・。


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