お兄ちゃん、大好き♪
第3章
~悠夜side~
俺たちが愛夜と出会ったのは16年前の月が綺麗な夜だった。
あの日捨てられていた愛夜を玻瑠夜が見つけたんだ。
「おかーさん、赤ちゃんがいるよ?」
玻瑠夜は赤ん坊に近づいていった。
「つれてかえってあげよーよ!」
そう言って玻瑠夜は赤ん坊から離れようとしない。
俺も連れて帰ってあげたいと思った。
「あなた連れて帰りましょうよ?」
「そうだな…」
そう言って父さんは赤ん坊を抱き上げた。
あの日捨てられていた愛夜を玻瑠夜が見つけたんだ。
「おかーさん、赤ちゃんがいるよ?」
玻瑠夜は赤ん坊に近づいていった。
「つれてかえってあげよーよ!」
そう言って玻瑠夜は赤ん坊から離れようとしない。
俺も連れて帰ってあげたいと思った。
「あなた連れて帰りましょうよ?」
「そうだな…」
そう言って父さんは赤ん坊を抱き上げた。