お兄ちゃん、大好き♪
「だから私だけ知らなかったんだ…」

俺が話終わると愛夜は静かにうつむいた。

「みんな愛夜のことを思って言えなかったんだ…」

「じゃあ私は今まで通りお兄ちゃんたちの妹でいていいの…?」

愛夜は今にも泣き出しそうだった。
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