お兄ちゃん、大好き♪
朝ごはんを食べると私は仏壇に向かう。

「お父さん、お母さんおはよう。」

私達の両親は事故でもういない。

だけどお兄ちゃん達のお陰で私はまた笑えるようになった。

私は仏壇に手を合わせて目をつぶる。

少ししてそっと頭を撫でられる。

目をあけると悠兄が笑っていた。

「愛夜、今日はお祝いしような?」

「うん!!」

そう言って笑うと悠兄はまた撫でてくれる。
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